最後に立ち寄るのは、昔から名湯として知られる「伊香保温泉」。シンボルとして知られている石段は2010年に新設し、現在365段。 「温泉街が１年３６５日、にぎわうようになってほしい」という繁栄の願いが込められているそうです。石段をはさんでお土産物屋や饅頭屋、遊戯場が並び温泉情緒たっぷり。 200年以上昔に大家と呼ばれる12の温泉宿があり、その宿のあった場所に十二支の印が石段にしるされていたり、歌人・詩人としてしられる与謝野晶子の詩も刻まれています。 縁結びと医療の神様「伊香保神社」を参拝も！茶色い温泉饅頭は実はここ伊香保温泉が発祥の地。お土産にいかがでしょうか。

• 吹割の滝

  2000年に放送されたNHK大河ドラマ「葵　徳川三代」のオープニングに起用されたり、「日本の滝百選」（日本百名瀑）にも選ばれている、オススメ絶景スポット。 続きを見る>>

  「吹割渓ならびに吹割瀑」として1936年（昭和11年）12月16日に国指定天然記念物、名勝に指定されています。 ナイアガラの滝と同様、高さ7m、幅30mにもなる横に長い、珍しい滝で「東洋のナイアガラ」と呼ばれています。 900万年前の火山の噴火に伴って冷え固まった、溶結凝灰岩（ようけつぎょうかいがん）と呼ばれる岩石からできていて、その後長い年月をかけ浸食を 繰り返し、現在の形になったのはおよそ1万年前とされています。

• 沼田市

  日本随一の河岸段丘上に真田氏が築いた天空の城下町が、沼田市です。。 続きを見る>>

  さかのぼること約400年、名だたる戦国武将が争奪戦を繰り広げた「沼田」を治めたのが真田氏です。市内には至るところに真田時代の痕跡が今でも数多く残っています。沼田城は「沼田城址」として数多くの樹木が生い茂る市民公園となっていますが、石垣の跡や点在する石碑には様々な歴史が記されています。高台から平野を見下ろしながら、公園内に吹き渡る風を受けていると、信之や小松姫、そして幾多の武将が生き抜いた戦国の息吹が感じられるようです。

• 伊香保温泉

  起源は、第11代垂仁天皇の時代に発見されたという説と、草津温泉と同じように行基によって見つけられたという説があり、 続きを見る>>

  南北朝時代の書物にすでに温泉が湧き出ていると書かれていることからも、本当に古くからある温泉。 湯の中に含まれる鉄分が酸化し、独特の茶褐色の「黄金（こがね）の湯」と、近年湧出が確認された無色透明の「白銀（しろがね）の湯」があります。 温泉情緒もたっぷりの石段や、湯元から流れる源泉を分岐させている「小満口（こまぐち）」、縁結び・医療の神を祀る「伊香保神社」など、見どころが満載です。 茶色い温泉饅頭は実はここ伊香保温泉が発祥の地！お土産にいかがでしょうか。
  
  ＜日帰り温泉施設＞
  ※状況により営業日や営業時間に変更がある場合がございます。
  ・石段の湯
  石段下から徒歩約2分。定休日：第2・第4火曜日。問い合わせ先：0279-72-4526。
  
  ・黄金の湯館
  石段下から徒歩約10分。問い合わせ先：0279-30-4100。
  
  ・伊香保露天風呂
  石段下から徒歩約12分。洗い場なし。定休日：第1・第3木曜日。問い合わせ先：0279-72-2488。