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伊勢神宮の年間イベント

伊勢神宮の年間イベント

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伊勢神宮では、通常の年で年間約1500回に及ぶ祭事が行われます。
お祭りは厳かな神事でそのすべてが非公開です。

外宮では、「日毎朝夕大御饌祭」が毎日朝夕欠かさず二度行われ、神嘗祭などの祭は、内宮・外宮、十四の別宮、百九の摂社・末社・所管社それぞれ祭りが行われているため、このような数字になります。
お祭りの内容のほとんどは、五穀豊穣を願い豊かな恵みに感謝し、国家の隆昌と国民の幸せをお祈りするお祭りが行われています。

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通常行われている「恒例祭」、皇室や国家の重大時に際して行われる「臨時祭」、式年遷宮に伴って行われる「遷宮祭」の三種に分類されます。
「恒例祭」は、一月の歳旦祭、元始祭、一月十一日御饌、二月の建国記念祭、祈念祭、五月の風日祈祭、神御衣祭、六月の月次祭、八月の風日祈祭、十月の神御衣祭、神嘗祭、十一月の新嘗祭、十二月の月次祭、天長祭の合計十四祭をいいます。
その中でも、六月の月次祭、十月の神嘗祭、十二月の月次祭を「三節祭」と呼ばれ、神宮の最も由緒深い祭典です。これに、二月の祈年祭、十一月の新嘗祭を加えて五大祭と言います。五大祭には、天皇陛下から幣帛が奉られ奉幣を伴い、神嘗祭・祈年祭・新嘗祭には、勅使が参向します。その他、神馬牽産や大祓などの諸式や礼典とよばれる諸雑祭、神楽祭などの行事も数多く行われています。

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外宮斎館から祭場に向かうところ

特に重要なお祭り神嘗祭は、その年に収穫された新米・新穀を天照大神さまに奉る大祭です。十月十六日の深夜、午後十時と翌十七日午前二時に由貴大御饌を奉ります。この際、新米・新穀は飯(蒸し米)・餅・白酒・黒酒として奉られ、十七日正午には勅使が参向して奉幣が行われ、天皇陛下には皇居において神宮をご遥拝されます。 外宮は、十月十五日夜から十六日朝にかけて由貴大御饌、十六日正午に奉幣があります。神嘗祭は、十月二十五日までの八日間、別宮以下諸社でも行われます。外宮風宮には、カケチカラ(懸税)と呼ばれる初穂が掛けられています。

祭典を奉仕する際、神職は斎館から列を組み祭場に向かうことを、参進といいます。
写真は、内宮参道を参進をしている神職です。祭典時には報(ほう)鼓(こ)という小太鼓が一時間ごとに打たれ、第一鼓まで参集し、すぐに弁備(祭の準備)を行います。そして、第三鼓で参進となります。全てではありませんが伊勢神宮のお祭りはだいたいこの流れです。

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神馬牽参(しんめけんざん)

■神馬牽参(しんめけんざん)

神馬は神の乗り物として貴族や武士が神社に奉納する習わしがありました。
神宮の神馬は天皇が奉され両宮に各二頭飼育されてます。神馬は毎月3回、一の付く日の早朝に参拝します。

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神宮の拝礼

■神宮の拝礼

伊勢の神宮での拝礼は、二礼二拍手一礼(二拝二拍手一拝)。
伊勢の神宮の神職の拝礼作法は独特なものがあり、「八度拝」と呼んでます。八度拝は、座って行うことを基本とし、起拝と座拝を四回、お辞儀をした状態のまま柏手を八度打ちます。これを二回繰り返すことを八度拝といい、我が国では最上級の拝礼作法とされます。
こちらは、御稲御倉前での八度拝の様子です。たまたま、近くに参拝者がおりますが本来、近寄ることは出来ません。