「白山比咩神社 朔日参りツアー」に詣でる!

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白山比咩神社ツアーの画像

この記事は 白山比咩神社ツアー の紹介記事です。


『白山比咩神社と金剱宮参拝』ツアーは、待ち焦がれていたツアーです。

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白山比咩神社は、霊峰白山を御神体とする全国白山神社の総本宮です。加賀(石川県)の登拝の拠点とし御鎮座二千百年を迎えております。

奥宮は、白山嶺上標高二千七百メートルの御前峰の白山国立公園内に鎮座しており、片道4時間の登山道です。
(霊峰白山は、御前峯(ごぜんがみね)・大汝峯(おおなんじみね)・別山(べつざん)の三峯から成り立っています)

ご祭神は、日本最古の正史「日本書紀」にたった一行だけ姿を現すが、「古事記」には全く登場しない女神、菊理媛神(くくりひめのみこと)さま。

故に、彼女が一体どこから現れたのどのような系譜に連なる神であるのか、今のところ分かっていません。


「日本書紀」神代上第五段一書、第十にこうあります。

「是時、菊理媛神亦有白事、伊弉諾尊聞而善之。乃散去矣」
=「是の時に、菊理媛神、亦申す事有り。伊弉諾尊聞しめして善めたまふ。乃ち散去けぬ」。

たった、これだけです。

なのに、彼女を祀ってある神社は全国で3000社。


※イメージ画像

書紀の場面からお話しいたしますと・・

天の世界である高天原に、最後に現れた伊弉諾尊(いざなぎのみこと)と伊弉冉尊(いざなみのみこと)は、国土を誕生させる「国生み」と、地上の営みを司る神々を誕生させる「神生み」が命じられた神様です。

伊弉冉尊が火の神を出産した時のやけどで亡くなってしまうと、悲しんだ伊弉諾尊は、死の国である「黄泉の国」へ妻を迎えにいきます。ところが、醜く変わった妻の姿を見て伊弉諾尊は逃げ出してしまい、怒った伊弉冉尊は 夫の後を追います。 黄泉の国との境界で対峙するふたりの前に登場するのが、白山比咩神社のご祭神「菊理媛尊」です。

菊理媛尊が伊弉諾尊・伊弉冉尊二神の仲裁をしたことから“結びの神”として、様々なご縁を祈願する人たちが訪れるようになりました。
菊理媛の「くくり」は「括る」にもつながり、現在は「和合の神」「縁結びの神」としても崇敬を受けています。

そして、本ツアーは「朔日」(ついたち)に参ります。


■「朔日参り」とは・・
毎月一日(元旦を除く)の早朝、神社へお参りし、昨日まで無事に過ごせたことに感謝し、新しく始まる月の無事をお祈りする風習です。全国各地の神社で行われています。

それでは、謎が多い神さまがご鎮座されている、白山比咩神社をご紹介いたします。


白山比咩神社


こちらが表参道。昭和11年(1936年)までこちらの明神鳥居は無かったそうです。鳥居をくぐって本殿まで250mのゆるやかな登り坂の表参道が続きます。


杉やケヤキや楓などの古木が両側に立ち並ぶなだらかな石段の続く表参道の脇には、小川が流れ左右には深い杉並木に覆われている参道を歩きます。


途中には、琵琶の形に似ていることからそう呼ばれている「琵琶滝」が流れています。


樹齢八百年という御神木の杉を見上げながら歩くと、二の鳥居の手前に手水舎が。

青銅の龍の口から流れ出ている水は、さすがに冷たく一息つけます。


二の鳥居をくぐり石段の登り、正面の三の鳥居へ。


三の鳥居の向こうには、樹齢千年と言われる大ケヤキがそびえ立ってます。


その先には境内摂社の荒御前神社が鎮座しています。
こちらの小詞には、荒御前大神、日吉大神、五島大神、高日大神の四柱が祀れています。


流造の神門をくぐると、


すぐ右手には白山比咩大神を乗せて現れたという、神馬をかたどった白馬の木造が祀れている神馬舎を眺めながら外拝殿へ。

外拝殿の後方に、直会殿、拝殿、幣殿、本殿が一直線上に並んでいるそうです。
幣拝殿内部は総ヒノキ造りで、本殿とは三十段の階段でつながっているらしいです。

ツアーの皆様は、本殿右横の「遊神殿」から殿内に入っていただきまして昇殿参拝ご祈祷をしていただきます。(殿内は撮影禁止のためご紹介いたしません)


白山比咩大神(菊理媛神)が祀られている本殿は、三間社流造の銅板葺き。明和七年(1770年)加賀藩十代藩主・前田重教が寄進し、昭和五十七年(1982年)に、旧拝殿を増改築した立派な社殿正面には太い注連縄が掛かっています。


白山奥宮遥拝所へ。
明神鳥居の向こうには、御前峰・大汝峰・別山に見立てた大岩に、大きな注連縄が掛けられています。こちらで、奥宮を遥拝します。


本殿右横の「遊神殿」から南参道へ。すると裏手には、平成18年に造られた禊社・禊場があります。白山の伏流水を利用した滝もあり、荘厳な雰囲気が漂います。

境内のご説明はだいたい以上です。

そしてこちらは、白山比咩神社創祀之地白山比咩神社の始まりの地です。

崇神天皇七年(前九十一年)に、初めてこの舟岡山に祀られました。
(時間の関係と細く険しい危険な山道のためツアーではご案内しておりません。)


いかがでしたでしょうか。
謎の多い神様、菊理媛神さま。霊験・神徳が凄いことは間違いないですね。

最後までお読みいただきましてありがとございました。

本ツアーは、白山比咩神社の他に金釼宮(きんけんぐう)にも参拝いたします。
・・・白山比咩神社ツアー その2へ続く(近日中に公開予定)

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※「白山比咩神社」の”比咩”はご覧いただいている機種によって正しく正確に表示されない可能性があります。予めご了承ください。

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