《夜発》上高地日帰りバスツアー

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上高地バスツアーの画像

この記事は 上高地バスツアー の紹介記事です。


神の降りる地「神降地(かみこうち)」と呼ばれるほど、大自然の宝庫である山岳景勝地「上高地」。昭和の頃より、リゾート地として親しまれてきました。上高地はハイキングやご当地グルメ、温泉など楽しみ方が豊富ということで、たっぷり8時間滞在できる夜発のバスツアーに1人で参加してきました♪

<上高地まで約6時間の車中泊>

新宿を23時に出発。24時にバス内は消灯。途中、談合坂SAと諏訪湖SAでトイレ休憩を2回とりました。添乗員さんより「ここから先は現地に着くまで売店には立ち寄らないので、朝食を購入される方は諏訪湖SAで購入してください」とアナウンスがあり、朝食を購入しました。道路が空いていたため、時間調整の休憩を1度はさんで、大正池バス停に到着。寝てても着くのがバスツアーの魅力ですね。


【大正池】

<鏡面のような大正池>

大正池バス停には5時10分に到着。バスの降車場所は、大正池前のバス停と河童橋前の上高地バスターミナルの2つから選べます。集合時間は15時なので、たっぷり9時間以上は満喫できます。大正池は早朝が神秘的で美しいということで、大正池前からハイキングスタート。朝の気温は約12度。水辺ということもあり、体感温度は少し低いくらいなので、半袖シャツ、長袖パーカー、ウインドブレーカーという装備です。だんだんと夜が明け、澄んで鏡面のような大正池に穂高連峰が映る姿は見事!池沿いの平坦な歩道を歩きながら、田代池を目指します。


【田代池】

<田代池の心地よい静けさ>

大正池から田代池までは徒歩30分ほどで到着。原生林の湿原を歩いていたら、ぽつんと浅い池が現れました。一見地味で小さな池ですが、立ち止まって水の音に耳をそばだてると、気持ちがとても安らぎます。滝の豪快な音も好きですが、小川のちょろちょろとした音の方が、日本人の感性に合うような気がしますね。上高地の中でも四季折々で異なった景色が見られるらしいので、紅葉の時期にも来てみたいです。


<コーヒーのおすそわけ>

田代池から20分ほど歩くと、田代橋が見えてきました。バスで隣に座っていたツアー参加者が、橋のそばで朝食を食べていたので声をかけ、グループにご一緒させていただきました。外で食べるご飯は格別ですね!食後に、淹れたてのコーヒーをごちそうになり、ホッと一息つきました。外で飲むコーヒーは、ハイキングの楽しみの一つ、だそうですよ♪


【上高地バスターミナル】

<上高地バスターミナルの水汲み場>


田代橋から30分ほど歩いて、上高地バスターミナルに7時40分に到着。見どころに着くたびに長く滞在しているので、出発してから2時間半ほど経過していますが、まだ午前中。夜発のバスツアーだからこそのゆったり感です。上高地バスターミナル到着後、トイレ休憩をとります。環境保全のため、上高地のトイレはチップ制(100円)。その後、売店で、昼食用にお弁当「河童のひるめし」を購入しました。隣接しているビジターセンター横の水汲み場では、上高地の湧水を無料で汲めますよ。空のペットボトルに水を汲み、明神池をめざして出発!(※飲料用ですが、胃腸の弱い方は加熱することをおすすめします。)

【河童橋】

<河童橋からの景色>

上高地バスターミナルから徒歩5分と近いところに、上高地のシンボルである河童橋があります。芥川龍之介の小説「河童」に出てくる橋から名づけられたとか、橋が無い頃に水の中を歩く人々の姿が歩く姿が河童に似ていたとか、諸説あるそうですが、上高地では河童のモチーフや名前を至るところで見かけますね。ここから見る景色は、写真以上!澄んだエメラルドグリーンの川底が輝いています。お天気に恵まれてよかった!と実感。


【木道】

<梓川右岸の木道>

添乗員さんから「河童橋から明神池に行くなら、見どころの多い梓川右岸を歩いて、左岸を通って上高地バスターミナルに戻ってくるのが効率が良い」と聞いていたので、河童橋を渡り、梓川右岸を歩きます。バスツアーだと、現地の情報を教えてもらえるので便利ですね。上高地は舗装された木道や林道があり、道も平坦なところが多いので、初心者でもとても歩きやすいです。


【明神池】

<上高地のパワースポット 明神池>

河童橋より1時間30分ほど歩いて、明神池に9時30分に到着。明神池は穂高神社の神域となっており、拝観料が300円必要です。池のほとりにある穂高神社奥宮で、旅の安全を祈願し、明神池へ。池は明神岳からの伏流水が湧いており、冬でも全面凍結しないそうです。時々波紋が現れ、実際にぷくぷくと水が湧いている様子が見られます。よく見ると、イワナの稚魚もたくさん泳ぎ回っています。遠くまで底が見えるくらい、透明な池を見たのは初めてで感無量!鳥の鳴き声だけが響く静けさで、拝観者は皆、景色に目を奪われていました。


【明神橋】

<明神橋のふもとでポーズ>

明神池を拝観後、近くの嘉門次小屋で採れたてのイワナの塩焼き(1匹1000円)をいただきました。水が綺麗だからか、魚の臭みがなく、新鮮でおいしい!トイレに行き、明神橋に着いたのが10時20分。明神橋を渡り、今度は梓川左岸を歩いて河童橋を目指します。気温は20度に上がっており、半袖と長袖パーカーくらいが丁度よいですね。


<弁当「河童のひるめし」>

10分ほど歩いて、明神館に到着。ここから先はなかなか休むところが無さそうなので、明神館前のベンチで、昼食をとることにしました。売店で購入していた、お弁当「河童のひるめし」(1100円 税込)をいただきます。TVでも取り上げられたほど人気なこちらのお弁当、なんと地元のお母さん達が毎日手作りしているそうです。信州・松本の素材をたっぷり生かしたおかずや味付けがとても美味しかったです♪


【上高地温泉ホテル】

<上高地温泉ホテルの足湯>

明神館から河童橋までは歩いて40分ほどで到着。疲れた身体を癒すため、河童橋から20分ほど歩いて、上高地温泉ホテルへ。上高地に日帰り入浴施設は色々ありますが、こちらは唯一、源泉かけ流しの温泉です。入浴料800円(税込)を支払い、歩き疲れた足をゆっくりいたわります。新緑の中の露天風呂が気持ちよかったです!


<今回のバスツアーの添乗員と運転手>

ゆったり1時間ほど入浴し、田代橋経由で集合場所の上高地バスターミナルへ。バス停前の売店でお土産を購入し、14時40分に到着。添乗員さんが「おかえりなさい!」と笑顔で迎えてくれます。全員集合して、15時に上高地を出発。

帰路の途中、体調不良者が出たため、急遽トイレ休憩をはさみましたが、その後は諏訪湖SA、談合坂SAで2回休憩。大渋滞が予想されましたが、予定より1時間遅れほどで収まり、20時半に新宿に到着。見どころ豊富な上高地は、滞在時間をたっぷり取れる夜発のバスツアーで行くのがオススメです!皆さんもぜひ♪

◆今回のバスツアーコース◆



新宿(22:45集合/23:00出発)⇒大正池バス停(5:10着)⇒フリーハイキング約9時間50分(大正池~田代池~田代橋~上高地バスターミナル~河童橋~明神池~明神館~河童橋~上高地温泉ホテル~上高地バスターミナル)⇒上高地バスターミナル(15:00出発)⇒新宿(20:30着)
 

ライター 蓮井 晶子

このツアーに参加するには 夜発日帰り上高地のバスツアーはこちら
上高地ハイキングツアー特集はこちら

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