山小屋の宿泊は楽しい!宿坊の参籠も素敵!

  • 友だち追加
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

燕岳ツアーが運行

9月下旬、四季の山旅シリーズ「燕岳」のツアーを実施しました。

北アルプス三大急登といわれている登山道ですが、お客様の協力のもとスムーズに登山。人気の高い燕山荘(えんざんそう)での一夜を楽しんでいただくことができました。


 

オーナーの赤沼さんの想いあふれるお話やお客様同士の語らいなどなど・・・、山に泊まった方にしか味わえない特別な時間を皆で堪能しました。


 

燕山荘は、ヨーロッパの山小屋の雰囲気を取り入れた山小屋です。ヨーロッパでは登山はスポーツの一環とされてきました(アルピニズム)。


 

対照的に、山そのものを神様や仏様だと信仰してきた日本では、山登りは信仰が目的でした。それを象徴するのが宿坊の存在です。以下では、そんな信仰の山の1つをご紹介いたします。

 

 

神仏習合の山・七面山

富士山の西側に「七面山(しちめんざん)」という山があります。現在は仏教の色が強いのですが、もともとは七面大明神と出会う神仏習合のお山でした。こちらの山頂直下に敬慎院(けいしんいん)という宿坊があります。


 


 

昨年の山旅シリーズにて私もお客様と共に登りましたが、ここでしか味わえない特別な体験ができました。

本当にいいお山だったので、ぜひ多くのお客様に味わっていただきたいと個人的には思っています。特に御岩神社、三峯神社、出羽三山など信仰の山がお好きな方には楽しんでいただけると思います。


 

標高差は大きいので体力を使うという意味合いで、難易度は「ハイキングレベル5」としていますが、登山道はとても整備されていますので、技術的には登山初心者のお客様でも安心してご参加いただけます。


 

おすすめポイントを3つに分けてご紹介します。

①夜の御開帳が特別感たっぷり!

夜に七面大明神との対面、御開帳があります。一人ひとりの名前をお坊さんが読み上げてくださり、とても厳かで感動的でした。


 

②精進料理がシンプルで良い

四季の旅の各ツアーでは美味しい精進料理がいただける場所がありますが、多くはお客様に楽しんでいただけるように工夫を凝らされたもの。
こちらの敬慎院の精進料理はシンプルですが、まさに修行のための食事といった雰囲気で、参籠気分を高めます。



 

③富士山とともに拝む御来光も素敵

七面山はダイヤモンド富士をのぞむ山としても有名です。ダイヤモンド富士の時期は限られますが、ダイヤモンド富士に限らず富士山と御来光のコラボレーションはやはり良いものです。


 

七面山の登山道ですが、イメージとしては四季の旅ではおなじみの三峯神社の奥宮に続く道が長く続いていると考えていただければ分かりやすいかと思います。水場も要所にあり、必要最低限の荷物で登ることも可能です。

 



 

2021年の七面山ツアーは11月6日(土)~7日(日)です。
ガイドは昨年に引き続き武内がご案内する予定です。
※お客様の人数により四季の旅ツアーではおなじみの北村をはじめ、スタッフは最大3名体制でご案内させていただきます。

1泊の参籠体験を通じて、心と身体をリフレッシュする七面山にぜひお越しください♪

四季の山旅 七面山ツアー

\ このページをシェアする! /